ベルギー田舎生活 日々のぼやき

ごく普通のベルギー田舎生活で思いついたことを書いている雑記です。

春ネイルからのイースター。日本でのイースターって?

f:id:usagi06:20170417105356j:plain

月に1回ネイルに出かけるのがニート楽しみ。

中指のネイルは割れてしまったので短めに。どうしてもネイルに気を使えず家事をしてしまうため、少し伸びてくるとボキボキ爪を折ってしまう。何度Domi(ベルギーで私のネイルで遊んでいた子🇵🇱)に怒られたことか。。。

今回は人差し指と薬指にドライフラワーを入れた春ネイルに。私にしてはおとなしめのネイルのため、相方にもまぁまぁ好評。基本的に私のネイルは毎回不評

 

ネイルは小さい個室をカーテンで仕切った部屋でやってもらいます。今日は隣にお上品なマダムが。カーテンで仕切っただけなので会話は丸聞こえ。盗み聞きするつもりは全くなかったけど、こんな会話が聞こえてきました。

f:id:usagi06:20170417110722j:plain

 

マダム「今週末はイースターなのよ」

あ、そういやそんな季節か。イースターは毎年日が違うから、いつだったかなんて気にしていなかった。

ヨーロッパで働いていると貴重な連休。学校もお休みになるので、イースター = 春のホリデーです。イースターはいつも旅行に出かけていたからベルギーにいたことはありません。

まぁベルギーのイースターといっても特別なことはない(と思う)。イースター前になると卵型のチョコレートが売り出されるくらい・・・?

 

お隣で会話は続きます。

マダム「だからね、イースターパーティーに招待されたのよ」

 

イースターパーティー?クリスマス、バレンタイン、ハロウィンに続いてイースターまでも日本にやってきたの?!  

日本を出て11年。ハロウィンが流行っていることも知らなかったけど、イースターまで日本に取り入れようとは・・・

ビジネスのためなら何でも取り入れてしまうとは、さすがです。

 

ネイルのお姉さん「イースターって何の日ですかー?」

マダム「え?知らない〜」

ネイルのお姉さん「何の日でしょうね〜。でも最近流行ってますよね〜」 

 

キリストが処刑された後に蘇った日です!!!!
思わず横から口を出しそうでしたがやめておきました。

イースターweekendは金曜日に始まります。グッドフライデーと呼ばれ、キリストが処刑された日。ドイツは祝日でお休みでしたが、ベルギーでは祝日ではありませんでした。

イースターである日曜がキリストが蘇った日。そして翌日月曜日はイースターマンデーということで、ベルギーでもお休みです。

ちなみにイースターはヨーロッパの西側と東側とで日にち違います。キリスト教でも西方教会東方教会によって数え方が違うらしい。

でも、今年は珍しく東も西も同じ日。  

 

イースターは本来は宗教的なお祭りの日ですが、私が住んだベルギーやドイツでは、宗教的な行事というよりは家族で過ごす時間になっているように思えました。

日本ではイースターがどういう存在になり、どのくらい根付くのでしょうか? バレンタインに続いて、お菓子会社がチョコレートエッグを売りまくるのでしょうか?

どんな日かちゃんと知ってさえおけば、欧米の文化を日本に紹介することはいいことだとは思います。

 

しかし、なぜ日本はキリスト教や欧米の習慣ばかり取り入れるのでしょう。新しいビジネスとしてイスラム教なども取り入れてみたらどうなんだろう?

ラマダンはさすがに厳しいけど、ハラル料理でラマダンビュッフェとか。 はやらないかなぁ。

 

 

イースターというとどうしてもこの映画を思い出してしまいます。Passionという映画。

イースターのカラフルなイメージとはほど遠い。。。