地震から1年。
地震後初めて地元熊本に帰ってきました。
熊本地震の後はヨーロッパで募金活動を行いました。
しかし、ヨーロッパでは熊本地震があまり知られておらず、思った成果は出ませんでした。
東日本大震災のように「原発」というキーワードがないと、ヨーロッパの人には
世界のどこかで起こっている自然災害の一つ
としてしか捉えられないようです。
ヨーロッパでも洪水があったり地震があったり。
遠く離れた国のことを心配している暇はないのかもしれません。
地震の前の熊本城
熊本城は熊本県民にとって自慢のお城です。いつも熊本のシンボル、熊本の誇りでした。
最近ではくまモンがシンボルになりつつありますが・・・
2016年3月。相方を連れて初めて熊本に行ったときに、久しぶりに熊本城の観光をしました。
日本を出て以来でしたので、10年ぶりくらい。
満開の桜には少しタイミングが合いませんでしたが、いつ見ても美しくカッコイイ姿でした。
地震から1年。今の熊本城
この姿を見るだけで涙が出てきそうでした。
石垣は崩れても、瓦は落ちても、しっかりとそこに立っている姿は、やっぱりカッコいいです。
これからしばらく復旧のために囲いがされるそうです。囲われる前に熊本城が見れて良かった・・・
復旧への長い道のり
お城だけでなく、まだまだ城壁も崩れ落ちたままの状態です。
立派な石垣が・・・
熊本城の石垣は「武者返し」という構造になっているので、お城だけでなく石垣も熊本県民の自慢です。
こんなに城壁が崩れ落ちたなんて。。。地震の凄さが分かります。
復興までにできること
熊本城の復旧には20年かかるそうです。時間だけでなくお金も必要。
熊本城復興城主
1万円以上寄付すると復興城主として手形がもらえるそうです。
熊本応援寄付金
もちろん、被害を受けたのは熊本城だけではありません。
現在も受付している募金の一覧はこちらです。
「がんばろう!!くまもと!!応援寄附金」について / 熊本市ホームページ
おわりに
今回は相方が一緒だったので、熊本城と熊本の市街地しか行きませんでした。
まだ行けていない被害がひどかった地域へのボランティア。
夏7月〜8月にまた熊本に戻る予定です。
1日も早く街と熊本城が復興され、熊本の人たちみんなが笑顔になりますように。