外国人との生活。
1番気になるのは「食事」ではないでしょうか。
うちのベルギー人は幸い日本食も問題なく食べてくれます。
納豆さえも「大好き」と言っています。
そんな我が家の日本生活での食事のルール、というよりは相方からのリクエストはただ1つ。
毎日米は食べたくない
これだけです。
日本では、会社の食堂で毎日米を食べる相方。
毎日毎日、昼も夜もお米を食べ続けるとお腹の調子がおかしくなるそうです。
お腹がどうなるのかは、日本人の私にはさっぱり分かりません。
しかし、私もパンを食べ続けるとお腹の調子がおかしくなってしまいます。
なので、気持ちは分かります。
たった1つのルール。でも意外と難しい
うちのベルギー人は、食事に関しては一切文句を言うことがありません。
とても助かります。
でも、この「毎日米を食べない」というたった1つのルール。
簡単なようで日本人にとっては結構難しかったりします。
日本人だとお米を食べるのが基本。
普段夕飯の献立を考えるとき
おかずは何にしよう?
と考えます。
まずは白いご飯ありきで考えてしまいます。
お米を食べない献立が2日に1回やってくる。
なかなかのプレッシャーです。
パスタ・じゃがいも・焼きそば・お好み焼き・・・
頭をひねらせながら献立を考える毎日です。
じゃがいもは主食?
11年前、日本で生活していた頃はじゃがいもはおかずでした。
でもベルギーやドイツで生活をすると、いつの間にかじゃがいもは主食になっていました。
レストランに行くと、お肉やお魚に必ずと言っていいほど「ポテト」がついてきます。
パンも出てはきますが、パンは主食的な存在ではありません。(と感じていました)
日本では米を毎日食べることのない我が家。
かなりの頻度(週に1〜2回)でじゃがいもが主食として登場します。
そのため、我が家では「じゃがいも=主食」が当たり前となっていました。
先日「びっくりドンキー」に行った時に、それが当たり前ではないことに気づかされました。
ハンバーグとフライドポテトを頼んだ私たち。
店員さんに「ハンバーグにライスは付いていませんがよろしいですか?」と2回も確認されてしまいました。
ライスが付いていないからポテト頼んだんですけど?
当たり前のことを2回も確認されて、ちょっとイラっとしてしまいました。
後からよく考えてみたら、じゃがいもが主食というのは当たり前ではないようでした。
口に出して文句言わなくてよかった・・・
買えない物は手作りで
米を2日連続食べないだけで、和食を連続させることは禁止ではありません。
ですが、できるだけ和食以外の物も作ろうと努力をしています。
無職で住まわせて食べさせてもらっているので、それなりに気を使っているんです。
ベルギーにいた頃の食生活も思い出し、相方の好きそうなものを作りたいのですが、国が違うとなかなか同じようにはいきません。
お気に入りの冷凍ピザがない日本では、ピザは毎回手作りです。
パニーニやトルティーヤも、ベルギーにいた頃からよく食べていました。
ベルギーでは、近所のスーパーで簡単に買える生地。
日本ではあまり見かけません。
というわけで、毎回粉から捏ねてせっせと作ります。
私の能力では、買ってきたようにきれいに作ることはできません。
パニーニとか・・・
焼き器もないのでフライパンで焼きます。
トルティーヤもどきとか・・・
コーンフラワーが入っていないので「もどき」です。
なんでこんなに料理をきれいに作る才能がないのか、いつも驚いてしまいます。
でも、自分で言うのもなんですが、味は良い。
まぁ、すべてクックパッドのおかげですが・・・
パニーニの作り方
生地を作った後、30分〜1時間ほど寝かせると、さらにふわふわもちもちに仕上がります。
中身にはチーズとベーコンに加えて、スライスしたトマトとバジルの葉っぱを3枚ほど入れます。
今のところこれがベストの組み合わせです。
トルティーヤの作り方
めっちゃ薄く伸ばして焼くと、しっとりなんだけど表面がカリッとおいしく焼き上がります。
おわりに
「男をつかむなら胃袋をつかめ」などとも言いますが、食事って一緒に生活していく上で最も重要なことの1つだと思います。
もちろん食事だけが一緒にいる理由ではありませんが、食生活が全く合わずストレスがたまり離婚してしまった人たちも知っています。
私も海外で生活をしていて、日本食無しでは生きられませんでした。
インスタグラムに載せられるようなきれいな料理は作れませんが、慣れない日本暮らしで少しでもストレスのない食事を食べてもらえるよう、これからも努力をしようと思っています。
Blog Ranking:
↑ボタンのクリック、よろしくお願いします☺️