ベルギー田舎生活 日々のぼやき

ごく普通のベルギー田舎生活で思いついたことを書いている雑記です。

日本生活最後の歯医者

今日は日本で行く最後の歯医者でした。

 

私は海外生活中に歯医者に行ったことがありません😅

ヨーロッパで働き始める前に日本に2ヶ月ほどいたので、その間に全部治療をし、ヨーロッパでは1回も行きませんでした。

なので、今回日本に帰って半年ほど歯医者通い。

そして今日は3ヶ月ぶりくらいの検診に行ってきました。

 

ヨーロッパで歯医者に行かなかった理由

一言で言えば「怖かった」から。

子供のような言い訳です。

 

1つ目の理由は、ベルギーにいた頃の話。

中国人の同僚が「親不知を抜いた」ということで、会社を1週間ほど休みました。

1週間ほどやすんで復帰してきた彼女の顔はまだ腫れていました。

話を聞いたところ「4本1度に抜いた」と。

ありえない・・・

ベルギーの歯医者とは、なんと恐ろしいところなのか!?

ベルギー人なら耐えられるのかもしれないが、同じ感覚で治療されたら困る。

 

私は親不知4本抜いていたので、このようなことが起こる心配は必要なかったのですが、歯医者に行くのが怖くなってしまいました。

 

2つ目は、ドイツにいた頃のこと。

日本人の同僚が、歯の検診とクリーニングに行きました。

次の日話を聞くと、

血だらけになったて、めっちゃ痛かった

と。

治療してないのに痛いとは・・・😱😱😱😱

 

この2つのことで、私の中で

ヨーロッパの歯医者は大胆かつ大雑把

という結論に至り、本気で怖くて行く気になりませんでした。

幸い、歯のトラブルも全くありませんでした。

 

ヨーロッパの歯医者と日本の歯医者の違い

怖いとは思っているものの、実際にベルギーで治療した日本人によると

ベルギーの歯医者の方が良い

とみんな言います。

何がどういいのか分かりませんが、とりあえずベルギーでは銀歯を使わないようです。

 

昨日、通っている歯医者でヨーロッパとの違いに聞いてみました。

すると・・・

日本は治療がメイン、欧米は予防がメイン とのことでした。

その背景には2つあって、1つ目は器用さ。

日本人は器用なので、治療が得意なのだとか。

歯医者の先生が自分で言っていることなので、本当かどうかはわかりませんが、私が思っていた大胆かつ大雑把ということもあながち間違いではなかったのかもしれない。

 

もう1つの背景は、保険。

日本は歯の治療にも保険が適用され、治療費も負担できる金額。

しかし、欧米では適用外のことが多く、治療費が異常に高い。なので治療をせずに済むよう予防に全力を注ぐのだとか。

これはとっても納得。

 

というわけで、先生から頂いたアドバイスは「ベルギーでも定期的に歯の検診に通いなさい」ということでした。

 

不安材料〜おやしらず

虫歯は歯医者で適当に治療すればよいのであまり心配していませんが、私には1つ大きな心配事があります。

それは・・・

5本目の親不知。

 

海外生活を始める前に、親不知を4本抜いたのですが、その時に歯医者で衝撃の事実を知らされました。

「左奥に5本目の親不知があるね😃」

でも、奥歯の真上にあるらしく「この親不知が生えてくることはないから大丈夫」とのことでした。

 

しかし、13年の月日とともに親不知は移動をしたらしく、今年に入って奥から生えて来始めました😅

やめてほしい・・・

 

単に生えてくるだけならば抜いてもいいのですが、親不知は大体問題児です。

過去に抜いた4本のうちの1本は、普通の歯医者では抜いてもらえず大学病院に行かされました。

「顎が小さいから親不知の根っこが顎の神経に触っている。抜くのに失敗したら一生顎に痺れが残るから、大きな病院で抜いてください」と。

横浜の大学病院で、麻酔何本も刺されてフラフラになりながら、1時間以上かけて抜きました。

 

今回の親不知もまた問題児のようです。

上の歯ですが、根っこがほっぺたのとこにある空洞に繋がっているそうです。

抜くと空洞と口の間に穴があくため、そこを縫って塞ぐ手術をしないといけません。

手術をしないと口から含んだ水が鼻から出てくるようになるとか。

別に深刻な問題ではないようですが、めんどくさい・・・

 

結局、「虫歯にならないのであれば、親不知はわざわざ抜かなくても大丈夫」という医師の言葉を信じ、親不知を抜きませんでした。

この先ベルギーで抜くことになったら・・・ちゃんと穴を塞ぐ手術してくれるのかしら?

 

心配は残りますが、ベルギー永住するのでベルギーでのやり方になれていくしかありません。