インフルエンザになって渡航できなかったらどうしようと不安だらけでしたが、無事ベルギーに戻ってきました。
インフルも不安でしたが、今回はビザ無し+片道航空券での渡航でしたので、入国でトラブルがあったらどうしようかと、最後までドキドキしながらの渡航でした。
ビザ無し・片道航空券だったらチェックインで断られることも
往復航空券の場合は全く問題ありませんが、片道で渡航の場合、出国時のチェックイン時に断られることもあります。
日本ー欧州ではありませんが、以前オーストラリア・シドニーからマレーシアに片道航空券で移住する際にチェックインさせてもらえないことがありました。
急遽マレーシアからタイへ出国する航空券を予約し、マレーシアから出国することを証明した上でやっとチェックインさせてもらったという痛い思い出があります。
ヨーロッパ系だと、フィンエアーはとっても厳しいので、もしかしたら片道航空券だとチェックインさせてもらえないかもしれません。
フィンエアーが厳しいというより、ヘルシンキ空港の入国がとても厳しいからです。
昨年フィンエアでベルギーに行った時、チェックインカウンターで係の方に聞いてみたのですが「ヘルシンキの入国は本当に厳しいから、片道航空券だったらチェックインを許可しない可能性もある」ということを言っていました。
ANAでの渡航を選んだ理由
ベルギーは、現在はビザ無しで渡航して、現地のコミューンでビザを申請することが許可されています。ビザ取得に時間がかかるため大使館からはオススメされませんが、違法ではありません。
しかしヨーロッパ。どれだけ申請用に準備した書類を見せても「ビザ無し入国を認めない」と入国審査で拒否される可能性もあります。
しかも、書類は全部オランダ語なので、「読めない」と言われては終わりです。
いろいろ考えて、ベルギーで入国審査を受けることが一番!と思い、ベルギー直行便があるANAで渡航することにしました。
フィンエアーと同じように、ANAも今年の夏に利用した際にカウンターで質問していました。
回答は「ベルギーはビザ無しで片道航空券でもチェックインを断ることはありません。ただし、現地での入国トラブルに関しては責任を負い兼ねます」とのことでした。(ANAのルールは、国によってルールが異なるようです。なので、ビザ無し・片道航空券での渡航は、航空会社に事前に問い合わせることをオススメします。)
スムーズなチェックイン
インフルを恐れていたわりには出国前に数日東京で遊び、東京から出国しました。
成田空港のANAのチェックイン。
パスポートを渡すと同時に「片道航空券でビザはありませんが、現地でパートナービザ申請します。もう書類も全部揃っています」と伝えました。
するとANAのお姉さんは「あ、分かりました。大丈夫ですよ」と笑顔で対応してくださいました。さすがANA。親切です。
10数年前のシドニー空港での悪夢が繰り返されなくて、本当よかった。
ドキドキの入国審査 in ベルギー
ベルギーの入国審査。私の担当は若い女性でした。
ベルギー人「観光か?」
私「いえ。ベルギー人のパートナーと一緒に滞在(Stayという単語を使ってみた)するために来た」
べ「何日間いるの?」
私「こっちで長期滞在ビザを申請に行く予定。もうコミューンで申請の予約もしています」
べ「結婚しているの?」
私「結婚というか、Legal Cohabitation。書類もありますが?」
べ「分かった。オッケーよ。ちゃんとコミューンに行ってね」
という流れでハンコ押してもらいました。
別室に送られたりしたらどうしよかとドキドキしていましたが、難なく入国が許可されました。
ビザ申請用の書類や、自分の銀行口座の預金残高を証明できるものまで用意していたのですが、何も見せることもありませんでした。
まぁ「コミューンで申請予約している」という話などがちゃんと通じるあたり、ベルギーで入国してよかったと、改めて思います。
明日コミューンに行ってビザの申請してきます。
ビザ取れるまでどのくらいかかるのか。いつから働けるようになるのか。
早く働きたい。。。