ベルギー田舎生活 日々のぼやき

ごく普通のベルギー田舎生活で思いついたことを書いている雑記です。

ベルギー移住ビザ申請 日本で用意した書類と『婚姻具備証明書』

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少し前の話にはなりますが、ビザ申請に必要な書類で日本で集めてきたのはこちらの書類です

  • 戸籍謄本
  • 住民票
  • 婚姻具備証明書

3つ揃えましたが、ベルギー大使館や現地コミューンから具体的に提出を指示された書類は戸籍謄本だけでした。

そして、今のところコミューンでのビザ申請に提出したのは 戸籍謄本と住民票のみです。

 

住民票

ベルギーのコミューンから二人が日本で一緒に住んでいたこと証明するものを提出するように言われたことから用意しました。

他の方々のブログを読んでいると、皆さん写真やEメールを提出されているようです。 

私たちは、住民票が二人が一緒に住んでいたことを証明する公的な書類になるのかなと思い用意しました。

まだビザが下りていないので、これが正解だったのかどうかは不明です。

 

婚姻具備証明書(別名 独身証明書)

大使館からもコミューンからもこの書類を提出するようには言われませんでした。

ベルギーですでにLegal Cohabitationを申請して登録している私たちですので、ベルギーでは厳密にはSingleではありません。

ですが、他の方々のブログを拝見していると、cohabitationのビザで移住した皆様、婚姻具備証明書を用意されているようでした。

というわけで、もし突然提出するように言われた場合に備えて 念のため 用意しました。

 

でもよくよく調べてみると、婚姻具備証明書はベルギーにある日本大使館でも取得できるみたいです。

わざわざ日本で用意しておかなくてもよかったかも。

 

婚姻具備証明書の入手!

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戸籍謄本は自分の本籍がある町の役場、住民票は住んでいたところの市役所で入手できました。

ちょっとドキドキだったのが婚姻具備証明書

 

婚姻具備証明書は最寄りの名古屋法務局の支所に行って申請しました。

市役所のような感じかと思いきや、問い合わせに来ている人は私だけ。

とても静かなオフィスで緊張。

婚姻具備証明書を発行してくださいとお願いすると、まずは注意事項を説明されました。

 

  • 外国人との婚姻の目的のためだけに発行する
  • 発行は1度だけ。何通も発行できるものではない

発行は1度だけという言葉にひっかかり

離婚して再婚することになった時はどうするんですか?

と質問。

 

もちろん、そんなこと無い方がいいに決まっていますが・・・

きっと離婚して再婚のために2通目が必要な場合もあるかと思います。

法務局の方の回答は

離婚をしたら現地日本大使館もしくは法務局へ、離婚を証明する書類を提出してください。

とのことでした。

そうすると、再婚時にまた婚姻具備証明書を発行してもらえるようです。

 

婚姻具備証明書はインターネット上で独身証明書とも呼ばれているので、単に「この人は独身です」ということを証明する書類だったかと思っていました。

ちょっと違っていたようで驚きです。

 

申請用紙に必要事項を記入して、翌日には書類を発行してもらえました。

独身証明書というよりは

この人(わたし)は、ベルギー人である◯◯さん(何月何日生まれ)と婚姻関係を結ぶにあたり、独身であり日本の法律的に問題ないことを証明します

といった具体的な内容が記載されたものでした。

なので、単に独身を証明するのではなく、特定の人との結婚の時にしか使えないようです。いろいろ勉強になりました。

 

ちなみにこの婚姻関係具備証明書の発行に必要だったものは

  • 戸籍謄本
  • 印鑑
  • 相手の情報(国籍・名前(アルファベット、カタカナ)・生年月日・性別)

でした。

 

◆追記◆

独身証明は婚姻具備証明書以外にも、市役所で発行してもらえる独身証明書があります。これでもちゃんと外務省のアポスティーユがもらえるようです。

私は市役所発行のやつは婚活・結婚相談所登録用で、国外提出用の外務省アポスティーユはもらえないと思いこんでおり、わざわざ法務局まで行きました。

どちらの書類が必要かは、ビザを申請される先(コミューンやベルギー大使館)にお問い合わせくださいm(._.)m

 

これで準備完了ではない!

書類がそろったら、次は

外務省のアポスティーユ と 翻訳

です。

 

コミューンに必要な書類を問い合わせると、「外務省のアポスティーユと翻訳が必要」という情報をもらえないことがあります。

コミューンの人はそこまで把握していない(気にしていない)人もいます。適当なベルギーなので仕方ない。

でもアポスティーユと翻訳は必須なので忘れてはいけません。

 

(その話はまた別に書きます。)